食の学びマイレシピ:みつせ鶏のコンフィをおうちで味わってみる

フランス料理で〇〇のコンフィというメニューを見かけることがあります。コンフィ(仏:confit)は肉、魚、野菜などの食材を低温のオイルでじっくり煮込む料理のことです。又、果物は砂糖でシロップ状に煮込んで浸透させたものになります。コンフィはフランス語で「保存する」という意味があり、食材の旨味を封じ込めるイメージです。

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フレンチレストランで食べた鶏もも肉のコンフィ

個人的なことになりますが、今から3年前、主人と近辺のフレンチレストランでお食事しに行きました。その時のメニューで、彼は鶏もも肉のコンフィを注文しました。筆者も少し味見させていただきましたが、それがとても美味しく、またこのお店に訪れたらそれを注文したいと思っていました。しかし、結局一度だけでしたが、鶏肉のコンフィをまた食べたいと思いはずっとありました。

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生協パルシステムでみつせ鶏のコンフィを購入

さて、ある日、生協パルシステムでみつせ鶏のコンフィ(冷凍)が売っていました。クチコミ評価も高く、期待にのって購入してみました。みつせ鶏は佐賀県が本店です。

みつせ鶏の調理方法

①コンフィを冷蔵庫で自然解凍(目安:約1日)、もしくはボールに水を張り、漬け置きで解凍(目安:約1時間)します。

※筆者の場合は、水に漬け置きで解凍しています。

②沸騰したお湯の中に解凍したコンフィを袋のまま入れ、25分間加熱します。

③お湯からコンフィを取り出して、袋から鶏肉のみをフライパンに出し、お好みの焼き色を付けます。又、野菜と一緒に焼いて、添え野菜としてもおすすめです。

 

【オーブン調理】

天板に網を置き、袋から解凍したコンフィの鶏肉のみを取り出して網の上にのせ、あらかじめ160℃に温めておいたオーブンで25分間加熱です。

コンフィの仕上げはこんなイメージとなりました。

味わった率直な感想

とてもハーブが効いていい味、普通に美味しいと思います。しかし、正直に申し上げると、我々がフレンチレストランで食べた鶏モモ肉コンフィの味と食感までには至りません。やはり、難しいコンフィの調理はプロの腕には叶わないです。

コンフィの汁は絶対に捨てず、他の調理へ再利用

さて、コンフィの汁は他の調理へ再利用できます。今回はパスタに再利用させて頂きました。

フライパンにオリーブ油を入れて熱し、みじん切りにしたニンニクを入れて炒め、香りが出たら予めゆでたじゃがいとブロッコリーを加えて炒めます。

パスタ(細め)は塩入りのお湯で7分間茹でた後、水気を切り、フライパンの具材と混ぜ合わせます。味がもし足りなければ、塩などで調えます。

仕上げは、ブロッコリーとじゃがいものペペロンチーノ風にリメイクしました。こちらはとても美味しくて、我が家で好評でした。

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コンフィとアヒージョの違い

最後に、コンフィ(果物除く)もアヒージョと同じようにオイル煮です。違いは調理方法にあります。それは高温か低温かということ。

アヒージョ(西: ajillo)はスペイン語で「ニンニク」の意味を示し、ニンニクとオリーブ油で高温でぐつぐつ煮込みます。

コンフィは、語源はフランス語の「コンフィル(confire)」、つまり「保存する」という意味です。最初に少し申し上げました通り、食材を保存するために果物のコンフィは砂糖漬け、それ以外は油で低温でじっくり時間かけて煮込みます。

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