食の学びとマイレシピ:レンズ豆入りキーマカレー

世界三大健康食品といえば、韓国の「キムチ」、日本の「大豆」、インドの「レンズ豆」、スペインの「オリーブオイル」、ギリシアの「ヨーグルト」と言われます。さて、今回の食品テーマは「レンズ豆」について歴史・用途・栄養について学び、これを使ったキーマカレーを作ってみました。

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五大健康食品のひとつレンズ豆

五大健康食品のひとつであるレンズ豆は西アジアが原産です。主にカレーやスープ、煮込み料理など、インド料理やイタリア料理、フランス料理で使用される食材のひとつです。

レンズマメ(学名: Lens culinaris)

レンズマメがマメ科ヒラマメ属に該当する一年草、その種子であります。和名は「ヒラマメ(扁豆)」、英名で「Lentil」と呼びます。よく光学用途で使われる「レンズ」の語源は、このレンズマメでからであり、凸レンズがレンズマメの形状に似ていたことから名前が付いたそうです。レンズマメは、茶色、赤色、オレンジ色、緑色などがあります。

さて、レンズマメは旧約聖書創世記にも登場し、父イサクと母リベカの間に生まれた双子の兄エサウは狩猟に失敗して飢えていた際に、弟ヤコブにレンズマメの煮物を食べさせてもらう代償に、その長子権を譲ったという箇所があります。

ヤコブがエサウにパンとレンズ豆の煮物を与えたので、エサウは食べたり飲んだりして、立ち去った。こうしてエサウは長子の権利を侮った。

旧約聖書創世記25:34(新改訳2017より)

また、エジプトの紀元前2000年紀の墳墓におさめられたレンズマメが発掘されています。それだけ歴史が深いのです。

レンズ豆の栄養

レンズ豆の栄養価は非常に優れています。基本、低カロリーで高タンパク質であり、食物繊維も豊富です。さらに、ビタミンB郡、鉄分、モリブデン、セレンなども豊富に含まれています。特に、ダイエット中にはご飯代わりにレンズ豆を摂取することによって満腹感だけではなく、あらゆる栄養素と同時にバランスよく摂取することが出来るので豆類の中でおすすめです。

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赤レンズ豆を使ったキーマカレー

今回、クリスチャン番組プレゼントの抽選で見事に当選しました有機赤レンズ豆セットを使ってキーマカレーを作ってみました。世界ではポピュラーなレンズ豆は日本でも普通に買えるので、カルディや業務用スーパーなどでも売っています。

使用した材料(4人で2日〜3日分)

  • 有機赤レンズ豆…1袋
  • 玉ねぎ…2個
  • にんじん…1本
  • すりおろしたにんにく
  • 千切りしょうが
  • 生活クラブの親鶏ひき肉250g×2
  • オリーブオイル
  • 塩こしょう…少々
  • トマトピューレ…1本
  • ダイストマト缶…1缶
  • 水…適量
  • ローリエ…2枚
  • クミンパウダー…大さじ1
  • 特製カレーパウダー…大さじ1
  • 市販の固形カレールー…適量

作り方

1.熱した大鍋にオリーブオイルを多めに引き、みじん切りにした玉ねぎを半透明になるまで炒め、みじん切りのにんじん、鶏ひき肉を加え、塩こしょう少々振り、すりおろしたにんにく、細かく千切りした生姜を加えて炒める。その後、クミンパウダーと特製カレーパウダーを加え混ぜる。

2.トマトピューレ、ダイストマト、水を加えて具が柔らかくなるまで中火で煮る。

3.煮立ってきたら、サッと水洗いしたレンズ豆を加え、ローリエを入れて弱火で少々煮る。レンズ豆は水分を吸いやすいので、鍋の水分が気になった時は水を加えて調整する。

仕上げに固形カレールーを加えて、じっくり完全に溶けたら火を消す。

その他

赤レンズ豆と鶏ひき肉のキーマカレーはカレーの中では低カロリーで栄養豊富、コスパも非常に良いです。家で食事するだけではなく、オフィスやアウトドアなどでフードジャーに入れて保温のまま(約6時間まで限度)持っていくのもおすすめです。

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あとがき

今回の食の学びはレンズ豆でしたが、これからも日本の食卓へも広がってぜひ健康維持と生活習慣病のために定着していったらと思います。

 

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