いよいよ大学が始まります。と言っても、私の場合は学部留学ではなく語学留学だったので、正確にはESLの授業が始まるなのですが、一応、大学の中にある教室で授業が行われるので、大学の雰囲気を味わうことができました。
TOEFLの模擬テストを受ける
ESL生徒の初日は、先ず、ISAの部屋に行くことから始まりました。私が部屋に入ると何人かの生徒が既に中で待機していました。9人全員が揃うと、ISAが私達を大学構内にある大きな教室に連れて行きます。広い部屋に距離をおいて配置された机と椅子に各々座っていきます。全員が座り終えると、ISAからTOEFL(PBT)の模擬テストをするということを伝えられ、いよいよテストが始まります。TOEFLの模擬試験は、午前中にライティング以外のセクションをやり、ランチタイム後にライティングをやるという形式でした。ライティングが終わった後で、午前中の試験結果を渡されたのですが、まぁ、500点には到底及びませんでした。ライティングもほとんど書けずに終わってしまったので、自分の不甲斐なさにかなり落ち込んでいました。
15歳で大学生
試験後にロシア人の子が先生達と話をしていて、その時に、留学生が15歳で大学に来るのは珍しいと言われているのを耳にします。「えっ、こいつ15歳なの?!」と心の中で叫んでいました。あまりの衝撃に、しばらくの間、頭の中が真っ白になっていました。ロシア人のこの少年は、TOEFL模試が500点を超えていたので、学部入学させろみたいなことを言っているような感じで、先生達は、これはあくまでも模試だから参考記録みたいなもので、正式なTOEFLとは違うと説明するのですが、ロシア人少年は駄々をこねて、ESLではなくて学部入学させろと言い張っていました。この時の私は、15歳なのに自己主張がはっきりできて大したもんだなと思っていました。それにしても15歳で大学生とか有り得ないだろうと思ってもいました。しかし、もっと残酷な現実が待ち受けているとは、この時の私には知る由もありませんでした。
クラス分け
初日にTOEFLを受けた後で、ESLのスケジュール表を渡されました。そこには、何時からどのクラスで何の授業を受けるかが曜日ごとに書かれていました。つまり、TOEFLの模試はクラス分けが目的で行われたということです。翌日、8時55分くらいに指定された教室に行くと、既に、クラスメイト達が椅子に座っていました。1時間目の授業は、リスニング/スピーキングのクラスで、私を含めて4名いました。先ず、自己紹介から始めるのですが、ロシア人の子が15歳、台湾人の女の子が18歳、そして、日本人の女の子が16歳という、そのあまりの若さに愕然とさせられました。私が24歳と言うと、ロシア人の子に「おまえはESLに参加するには年を取り過ぎている」みたいなことを言われてしまいます。こいつはその後も私に、ルーザー、日本に帰って働け、現実見ようぜ、お前の人生は詰んでいるみたいなことを言い続けます。ライティングのクラスだけは9人全員が揃い、グラマーとリーディングのクラスは、私と台湾人の女の子と日本人の女の子の3人だけでした。予備校以来、6年ぶりくらいに、9時から4時近くまで授業を受けたのでくたくたでした。
図書館がオアシスだった
寮の部屋に帰ると、ルームメイトが音楽をガンガンにかけていたので、Wさんの部屋に行ってくつろぐことにします。
Wさん「将棋やろう!」
筆者「ほんとに好きですねw」
Wさん「ESLの授業どうだった?」
筆者「疲れました」
Wさん「部屋で休めばよかったのに」
筆者「ルームメイトがうるさくて眠れません」
Wさん「ルームメイトとの生活は大変だろw」
筆者「1人部屋にしておくべきでした・・・」
Wさんとは夕食の時間まで将棋をやりながら喋っていました。食堂に二人で行って、そこでWさんから、ルームメイトがうるさいなら図書館で勉強したらいい、図書館は11時までやっているから勉強するにはもってこいの場所だと教えられます。夕食後、早速、勉強道具を持って図書館へ行くことにします。図書館は勉強だけではなくて、仮眠をとるのにも絶好の場所であることが分かり、この大学の図書館は、当時の私にとってオアシスのような存在でした。


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