40代・50代からエクセルの学び⑰ユーザー定義の表示形式を設定

Excelにて表作成する際、よく使われるのがユーザー定義の表示形式です。通貨や単位の見栄えを良くしたり、日付に曜日を付けたり、日付のスタイルなど変更することも可能です。今回は表示形式の使い方を学びます。

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表示形式の実行方法

以前、第4回目にシリアル値についてユーザー定義の表示形式を簡単にご紹介したことがあります。今回は実際に操作をしてみましょう。

以前のブログも貼っておきますので、あわせてご参照いただければ幸いです。

40代・50代からエクセルの学び④日付や時刻の計算はシリアル値
40代・50代以降になると、何でもそうですが、ものを覚えていくことは大変だと思います。しかし、焦る必要はありません。Excelはいくつになっても学べるメリットがあるからです。さて、前回まで関数の基礎をご紹介してきましたが、Excelの便利なところは日付や時刻の計算も可能です。それをシリアル値といいます。

表示形式

セルに表示形式を設定すると、データが見やすくなります。よく使われる表示形式は、《ホーム》タブの《数値》グループにあらかじめ用意されています。

ユーザー定義の表示形式

ユーザーが独自に表示形式を定義することもできます。数値に単位を付けて表示したり、日付に曜日を付けて表示したりして、シート上の見え方を変更できます。

数値の表示形式

日付の表示形式

文字列の表示形式

 

数値の先頭に0を表示する

標準の表示形式では、セルに「00001」と入力しても、「1」しか表示されません。表示形式を設定すると、数値の先頭に指定した桁数分の「0」を表示できます。

セル【G2】「1」「00001」と表示されるように、兵司形式を設定してみましょう。

①セル【G2】をクリックします。

《ホーム》タブを選択します。

《数値》グループの[↘]をクリックします。

[セルの書式設定]ダイアログボックスが表示されます。

[表示形式]タブを選択します。

[分類]の一覧から[ユーザー定義]を選択します。

[種類]「00000」と入力します。                            ※「0」は桁数を意味します。入力する数値が「0」でも、指定した桁数分の「0」を表示します。  ※《サンプル》に設定した表示形式が表示されます。

[OK]をクリックします。

「00001」と表示されます。

その他の方法(表示形式の設定)

◆セルを選択→《ホーム》タブ→《セル》グループの[書式]→[セルの書式設定]→[表示形式]タブ

◆セルを右クリック→[セルの書式設定]→[表示形式]タブ

◆セルを選択→【Ctri】+【1】→[表示形式]タブ

数値に文字列を付けて表示する

「No.1」「1,000円」「24m²」のように、数値に文字列を付けて表示できます。シート上の表示が変わっても、セルに格納されている数値に変わりありません。

セル【G5】「110」「K-0110」と表示されるように、表示形式を設定してみましょう。

①セル【G5】を選択します。

《ホーム》タブを選択します。

《数値》グループの[↘]をクリックします。

《セルの書式設定》ダイアログボックスが表示されます。

《表示形式》タブを選択します。

[分類]の一覧から[ユーザー定義]を選択します。

[種類]「”K-“0000」と入力します。                                    ※文字列は「””(ダブルクォーテーション)」で囲みます。

[OK]をクリックします。 

「K-0110」と表示されます。

                                                 

曜日を表示する

日付の表示形式を設定してみましょう。

セル【G3】「2015/4/1」「4月1日(水)」と表示されるように、表示されるように、表示形式を設定しましょう。

①セル【G3】を選択します。

《ホーム》タブを選択します。

《数値》グループの[↘]をクリックします。

[セルの書式設定]ダイアログボックスが表示されます。

[表示形式]タブを選択します。

[分類]の一覧から[ユーザー定義]

[種類]「m”月”d”日”(aaa)」と入力します。                         ※「m」は月、「d」は日にち、「aaa」は曜日の最初の1文字(月、火、水、木、金、土、日)を意味します。

[OK]をクリックします。

 

「4月1日(水)」と表示されます。

文字列の表示形式                                  「〇△株式会社御中」のように、会社名に「御中」を付けて表示する方法は、次の通りです。 ◆セルを選択→《ホーム》タブ→《数値》グループの[↘]→[表示形式]タブ→[分類]の一覧から[ユーザー定義]を選択→[種類]に「@”御中”」と入力                   ※「@」はセルに入力されている文字列を意味します。
 

お疲れ様でした。

次回は入力規則を学びます。

 

 

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