【高校時代の思い出8】空手同好会の先輩は凄かった

空手同好会の元野球部の先輩は、肩を壊して部活を辞めるまでは、将来を嘱望された優秀なピッチャーだったと、私に話してくれたことがあります。甲子園とプロを目指していた先輩が、夢途中で挫折してしまったくやしさは、当時、如何許りかと思いましたが、元気に振舞っている先輩を見て、人は夢が断たれても案外早く立ち直れるんだなと思ったものでした。

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野球の神童と呼ばれた中学時代

先輩「俺は中学時代、野球の神童、群馬の剛腕と呼ばれていたんだぜ」
HT(筆者)「本当ですかー?だいぶ話盛ってません?」
先輩「いやいやいや、将来ドラフト確実って言われてたんだって」
HT「この腹で言いますか」と言って先輩の腹をつまむ。
先輩「先輩の腹をつまむなw野球は腹の肉なんて関係ねーんだよ」
HT「そういうもんですか?」
先輩「そういうもんなの。江夏なんてあの体型で剛腕投手だろ?腹の出たおっさんがポンポンホームラン打ってるだろ?」
HT「言われてみれば確かにそうですね」
先輩「俺の家に、全国の野球の強豪校からスカウトが来たんだよ」
HT「そんな凄かったんですか?」
先輩「この高校の監督も何度も俺んちに来て、「二人で甲子園を目指そう!」って言って、最終的にこの高校にしたんだけど、まぁ、結局肩を壊して野球を辞めることになるんだけどな・・・」
HT「こんな先輩にそんな凄い過去があったとは、ほんと意外でした」
先輩「こんな先輩って何だよwおまえ絶対俺の事馬鹿にしてるよな?」
HT「馬鹿になんてしてないですよ。先輩のことは、何でも言い合える本当に良い先輩だと思ってますよ。」
先輩「ならいいだんけどさー」

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先輩を西船まで送っていく

先輩「T、お前って自転車通学だったよな?」
HT「そうですけど・・・」
先輩「練習終わったらチャリで西船まで送ってくんない?」
HT「いいですよ」
こうして練習後に先輩を西船橋駅まで送っていくことになる
先輩「結構急いでいるからスピード上げていいぞ」
HT「いや、これ以上無理です」
先輩「だらしねーなぁ」
HT「先輩が重過ぎるのと、自分、左ひざに爆弾抱えているんで」
先輩「このスピードだと間に合いそうにないから俺が前になる」
HT「最初からそうしてればいいんですよ」
先輩「思いっ切り飛ばすからしっかり捕まってろよ!」
HT「速過ぎw」
先輩「野球で鍛えた足腰だからな、もっと飛ばすぞ」
HT「自転車壊れるw」
西船橋駅に無事到着
先輩「T、悪かったな。何とか間に合いそうだ」
HT「そんなに急いでどこに行くんですか?」
先輩「バイトだよ」
HT「バイトって何してるんですか?」
先輩「話すと長くなるから今度話す」
と言って、先輩は東西線の切符売り場へと去って行った。

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思い出の場所

西船橋駅から家に帰る途中で浅間神社の前を通りかかり、神社に寄り道してから帰ることにした。浅間神社の中を歩いて行くと、周囲の風景がとても懐かしく感じ、心の中で「そう言えば、あれからもう2年も経つのか・・・、2年前のこの神社での祭りの日に、今の彼女と付き合い始めたんだよなぁ・・・」と、心の中で呟きながら感慨に耽っていました。二人の思い出の場所を一人で歩きながら、「彼女は、ちゃんと元気でやっているのかなぁ・・・」と思いつつ、1人寂しく浅間神社を後にしました。

この神社に来て、彼女のことが今も好きなことを、再確認することができたのでした。

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