【高校時代の思い出34】野球部に入部する【野球未経験者】

失恋のショックからいち早く立ち直るには、何か気分転換になることをする必要があると思い、あれこれ考えた末に部活に入ることを決めます。転校先の学校は新設校ということもあって、部活の数がとても少なかったので選択肢は限られていました。

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野球部に入部する

自殺未遂騒動の後で、このままではいけないと思い、翌日、野球部に入部することにします。先ず、昼休みに昼食中の坊主頭の二人に野球部に入りたいことを伝えます。二人から、野球未経験でいきなり硬球はきついみたいに言われますが、私の意思が固いことを知ると、野球部の監督のところへ連れて行ってくれることになりました。体育教官室で、監督に野球部に入部したい旨を伝えます。

監督「素人入れて怪我でもされたら面倒だからなぁ、自分転入生やろ?向こうの学校では部活何やってたん?」
筆者「空手をやってました」
監督「この学校空手部ないからなぁ、中学の時は?」
筆者「剣道をやっていました」
監督「この学校剣道部もないからなぁ、うーん」
筆者「この学校に早く馴染めるように部活がやりたいんです、お願いします」
監督「まぁ、そういうことならしゃーないか、よし、入れたるわ」

こうして野球部の入部を認められます。一緒に行った二人も喜んでくれました。放課後にグラウンドに来るように言われたので、クラスメイトの二人と放課後に行くことにします。

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ポジションを決める

監督から守備はどこがいいと聞かれたので、ピッチャーをやりたいと言います。これは、空手同好会の先輩が、中学時代に群馬の剛腕とか言われていたらしいので、俺にもやれるんじゃないかと思っていたからです。監督からちょっと投げてみろと言われたので投げたのですが、そんな投げ方しとったらすぐに肩いわすでと言われて、ピッチャーには向いてないと言われてしまいます。その時、他の野球部員達から「ど素人にピッチャーなんて出来るわけないやろ、アホか」、「野球舐めんなや、ボケ」と言われたので、口の悪い奴等だなwと思わず笑ってしまいます。監督からキャッチャーはどうや?と言われたので、キャッチャーはいいですと断ると、サードかレフトということになり、最初にサードを試し、緩い打球は難なく処理でき、監督から「なかなか筋ええんちゃうか」と言われますが、打球が早くなるにつれボロが出て、メチャクチャ早い打球が来たので、思わず避けてしまいます。他の部員達から、素人にサードは無理と言われたので、結局、守備はレフトということになります。監督から、外野用のグラブ、ユニフォーム、バット、スパイク等、野球道具一式を揃えるように言われます。

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野球道具を買いに行く

クラスメイトの部員二人と一緒に三人で野球道具を買いに行くことになります。自転車で中山寺駅まで行き、そこで二人と合流して店に向かいます。店は伊丹市にあったと記憶しています。二人に必要な物をピックアップしてもらって、ローリングスの物が良いと言われたので、そのメーカーで揃えることにし、バットとグローブに関しては、特に入念に自分に合った物を選びました。買い物が終わり、一人は方向が違うのでそのまま別れ、もう一人の部員と一緒に帰ることになります。彼が「俺ん家寄ってかない?」言ったので、「いいの?」と聞くと、「いいから誘ってんだけどw」と笑ったので、二人で山本駅の近くにある彼の家に向かいます。彼の家には、同じく野球部員の双子の弟がいたので、三人で話すことになります。兄の方が「転校したばっかの頃無視して本当に悪かった」と謝られます。彼が言うには、私が1人で弁当を食べていた時、本当は一緒に食べようと誘いたかったらしいのですが、なかなか言い出せなかったと言って後悔していたとのことでした。私が「今は一緒に食べてるから気にしなくていいよ」と言うと、「Tはほんとに野球部入って良かったよな」と言ってきたので、「ほんとに野球部入って良かったw」と答えました。

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何で転校して来たの?

私の前にいた高校の話になり、船橋にある市立高校とだけ言うと、船橋という地名を知っているわけもなく、説明に苦労しましたが、弟の方が私に、何で船橋から宝塚に転校して来たのか?と聞いてきました。兄の方も、普通、高校は転校しないんじゃないの?と疑問に思っていたらしく、私は何と答えていいか返答に迷っていましたが、正直に「好きになっちゃいけない子を好きになっちゃったから転校して来た」と言うと、やくざの女に手を出したとか?みたいに言ってきたので、メチャクチャ笑ってしまいました。その後も3人で色々話をして、久しぶりに腹から笑える楽しい時間を過ごすことができました。この双子は真面目で礼儀正しくて優しい兄弟だったので、この二人には、野球部でも色々とお世話になることになります。

野球部に入部したことで、それまでの地獄の学園生活が一気に充実したものになったことは、当時の自分にとって本当に驚きでした。高校生にとって、如何に部活が大事な存在であるかを、この時ほど痛感させられたことはありませんでした。

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