次の日から大学が始まるということで、ルームメイトが入寮して来ます。私が部屋でくつろいでいると、父親と思われる人物とその子が部屋に荷物を搬入し始め、最後に父親から帰りがけに息子を頼みますみたいに言われます。このルームメイトは18歳の新入生なのですが、とにかく最悪のルームメイトでした。
寮は1人部屋にすべし
ルームメイトとお互いに自己紹介をして、私は、Wさんの部屋へ行くことにします。Wさんにルームメイトが来たことを告げると、何で1人部屋にしなかったのか?と言われます。1人部屋は2人部屋の倍の寮費だし、それに、ルームメイトがいた方が英語の勉強になりそうだからと説明します。しかし、Wさんは、ルームメイトとの生活は大変だよと私に言うのですが、その時の私は、まだこの言葉の意味がよく分かっていませんでした。ただ、今だから言えることは、寮は絶対に1人部屋を選択すべきだということです。ルームメイトとの生活がいかに大変かということを、私はその後、身をもって思い知らされることになります。
ルームメイトとの生活
その日の夜、次の日から授業が始まるというのに、ルームメイトが音楽をガンガンかけていてなかなか眠れません。さすがに頭にきて、ルームメイトに文句を言おうと近くまで行ったところ、彼が寝ていることに気付いたのでステレオの電源をオフにします。これでやっと寝れると思ったら、目を覚ましたルームメイトが再び音楽を大音量でかけだしたので、うるさくて眠れない旨を彼に訴えると、音楽がないと眠れないようなことを言ったので、仕方なく音楽ガンガンの中でひたすら羊の数を数えていました。目が覚めたら朝食を食べる時間がないくらいギリギリで、ルームメイトは既に部屋にはいませんでした。初授業の日からいきなり空腹・寝不足で、この先やっていけるのか不安な思いを抱えながら学校へ行くことになります。授業初日はTOEFLの模試だったのですが、寝不足と試験の疲れでへとへとで帰って来て、少し部屋で寝ようと思いながらドアのカギを開けると、また音楽がかかっていたので、これじゃあ眠れないよなと落胆しながら部屋に入ると、ルームメイトが彼女と思わしき女性とあれの最中という最悪のタイミングで部屋の中に入ってしまいます。私は慌てて部屋を出てWさんの部屋のドアをノックしますが、いくら叩いても中から返事がなかったので、仕方なく外へ出て時間を潰すことにします。中庭のベンチに座りながら、「あいつまじで最悪なルームメイトだな。どうすんだよこれから」と途方に暮れていました。しばらく学校の周りを歩いて時間を潰してから、おそるおそるドアを開けて中の様子を伺いますが、ルームメイトが上半身裸でベッドに座って煙草を吸っていたので、女は帰ったのかと思い安心して私もベッドに倒れ込みます。ここで私が疑問に思ったのは、煙草を吸っているはずなのに、部屋が全然煙草臭くないということでした。夕食前にWさんの部屋を訪ねてそのことを話したのですが、それは煙草じゃなくてジョイントだと教えられます。その時は、とんでもないルームメイトに当たってしまったと、何で俺はいつもこういう目に遭うのかと自分の運命を呪っていました。


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