朝迎えに来てくれる友達HWは、自分にとっては高校一年時代の一番の親友でしたが、中学三年時代の一番の親友が、クラスメートで同じ部活だったMNでした。こいつとはしょっちゅう遊んでたし、伊豆旅行に行ったり釣りに行ったりと、中三の時は本当に仲が良かったです。
夏休みの約束
学校の帰りに、また小学校の前で中学時代のクラスメートで部活仲間だった旧友MKに遭遇します。
旧友「あれっ、Hじゃね?」
筆者「おう、Nか、って、おまえ部活どうしたの?休み?」
旧友「部活は辞めた」
筆者「えっ?辞めたって、まじで?」
旧友「まじで辞めた。俺は愛に生きることにしたんだよ」
筆者「おまえさー、そういうこと言ってて恥ずかしくならないの?」
旧友「ならないね。愛の力は偉大ってわけさ」
筆者「剣道馬鹿のお前が剣道辞めるとはねぇ・・・」
旧友「そんなことより、お前、夏休みばっくれてんじゃねーよw」
筆者「はっ?ばっくれてねーし、意味分からんし」
旧友「夏休みにお前ん家に電話したら、母ちゃんが、息子は長野に行ってますとか言ってたぞ」
筆者「夏休みは長野で1人になって考えたいことが色々あってさ」
旧友「何だよそれ、夏休みに旅行しようぜって約束しただろ」
筆者「えっ?そうだったっけ?俺そんな約束した?」
旧友「もういいよ、お前を信じた俺が馬鹿だった」
筆者「旅行行ったの?O君と?」
旧友「行ったけど、お前が一緒じゃないからそんなに盛り上がらなかったな。やっぱりお前がいないと話がいまいち盛り上がらない。」
筆者「そっかぁ、俺も一緒に行きたかったなぁ、来年行こうぜ」
旧友「おまえ絶対行く気ないだろ。それより釣り行かねーか?」
水元公園での悲劇
筆者「釣りかぁ、何処にいくのよ?」
旧友「去年行った水元公園とか?まぁ、俺は何処でもいいんだけどさ」
筆者「水元公園ねぇ・・・、あそこは去年嫌な思いしたからなぁ」
旧友「5000円の新品ヘラ浮きを初めて使って10秒で失ったんだよなw」
筆者「あの時お前地面に転がりながら腹抱えて笑ってたよな」
旧友「俺ぐらいの釣りのプロになると難しいポイントにも正確に仕掛けをキャストできるようになるとか偉そうなこと言って、いきなり木に仕掛け引っかけてんだから笑うしかないだろw」
筆者「あの時はショックで頭の中が真っ白になったし、5000円の浮きをいきなり失ったショックはあまりにもでか過ぎた」
旧友「あの時の浮きがまだあそこにあるのか見に行きたいw」
筆者「まだあったらあの時の悪夢が蘇りそうで怖いw」
旧友「とにかくどこ行くか考えといてよ」
筆者「メンバーは去年と一緒?」
旧友「Iとは最近連絡取ってないからなぁ、D誘わないか?」
筆者「そうだな、あいつとは久しぶりに会ってみたいし、いいかも」
旧友「じゃぁ、そういうことで」
衝撃の告白
筆者「やっぱり釣り場所は水元公園でいいと思うんだよね。だから日程決まったら連絡してよ」
旧友「分かった。あっ、お前にちょっと伝えておきたい事がある」
と言って、旧友は私の耳元で衝撃の事実を告白することになる
筆者「えぇぇー!!まじか!!!」
旧友「驚いただろwまぁ、お前等は当分なさそうだよなw」
筆者「愛に生きることにしたって、そういうことなの?」
旧友「T君、人生には部活より大事なものがあるんだよ」
筆者「そりゃそうだけどさー、剣道に未練ないの?」
旧友「剣道部で汗臭い野郎達と過ごすよりも、彼女と過ごした方がはるかにいいに決まってんじゃん」
筆者「確かに男子校だとそうかもな」
旧友「じゃっ、私はこれで失敬する。お前も精々頑張れよ~」
彼とはこれが最後の出会いになってしまうんだけど、あの時の彼の告白はかなり衝撃的で、卒業以来彼女に会っていない自分が、とても惨めな人間に思えてしまうのでした。


コメント