彼女と遠距離恋愛を始めてから数カ月後に、彼女から電話代が月10万を超えたという衝撃的な話を聞かされます。1986年当時は、電話代がとにかく高く、例え、夜9時以降に掛けたとしても、高いことには何ら変わりはありませんでした。
電話料金が高過ぎる
昭和の時代に遠距離恋愛がうまくいかない理由の一つに、電話代があまりにも高過ぎると言うのが確実にありました。電話代をけちって電話をしなくなり、手紙だけに頼り始めると、そこから意思疎通が起こり、最終的には、気付いたら自然消滅していたというのが、遠距離恋愛が陥るパターンのようになっていました。私達の場合は、とりあえず、交代で電話をかけるようになるのですが、電話代が5万を超えて父と口論になることが度々あり、最終的に3万までならOKということになり、彼女はアルバイトをしていたので、彼女が5万ぐらいということで落ち着きました。とにかく電話代が糞高くて、こんなことならやっぱり転校なんかするんじゃなかったと思ったりもしていました。Kさんのことを忘れるために転校したのに、結局はKさんのことも忘れられないし、本当に、俺の人生は何なんだろうと思わずにはいられませんでした。
クラス会
彼女から春休みにクラス会のような催しがあると聞かされます。
彼女「卒業一周年を記念して、春休みにクラス会っていうか、有志で集まろうみたいな話になってるんだけど、Hも来るよね?みんなHに会いたがってるよ」
筆者「いやw、ちょっと待ってくれw俺、こっちに来てまだ3ヵ月も経ってないし、学校変わってから2ヶ月くらいしか経ってないんだけどw」
彼女「でも、みんなとは中学卒業以来会ってないでしょ?」
筆者「まぁ、そうだけどさぁ、でも、やっぱり、そっちに帰るのは早すぎかなぁって思うんだよね」
彼女「えー、私だってHに1年も会ってないんだよ?Hは私に会いたくないの?」
筆者「そりゃあ、会いたいけどさぁ、やっぱり、今帰るのは時期尚早かなって思うんだよね」
彼女「交通費出すから会いに来てよ~、Hに会いたいよ~」
筆者「そのうち会いに行くから、今回は勘弁してよ」
彼女「分かったよ、でも、絶対に会いに来てよね!」
筆者「行くに決まってるだろ!」
この時の私は、クラス会でKさんに会ってしまったら、またおかしくなってしまうような気がしていました。関東には、親戚や祖母もいるので、帰ろうと思えばいつでも帰れるから急ぐ必要はないと、この時はそう思っていました。


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